電気メッキ用語

用語 読み方 意味
アニオン 負に帯電したイオン。陰イオンともいう。
陰極 いんきょく 金属または水素が電気科学的に析出する極。
カチオン 正に帯電したイオン。陽イオンともいう。
貴金属 ききんぞく 標準水素電極と比較して、高い正極電位をもつ金属。イオン化しにくく、そのため容易に溶解しない方がより貴となる。例えば銅は亜鉛より、そして金は銅又は亜鉛より貴となる。
均一電着生 きんいつでんちゃくせい 厚さが均一にメッキされるメッキ浴の能力。
工業用クロムメッキ こうぎょうようくろむ 主として耐摩耗性を付与する目的で施した比較的厚いクロムのメッキ。硬質クロムともいう。
合金メッキ ごうきんめっき 電気メッキ法による2種類又は、それ以上の金属若しくは金属と非金属の合金皮膜。
下地 したじ 直接電着される素地。単メッキの場合、下地は素地と同義語になる。多層メッキの場合は、中間皮膜を下地と呼ぶ。
浸せきメッキ法 しんせきめっきほう 置換反応によって物体の表面に金属の皮膜を形成する方法。
素地 そじ 皮膜が析出、形成される材料。
多層メッキ たそうめっき 2層又は、それ以上に金属を析出したメッキ。
電気メッキ でんきめっき 金属又は非金属表面に金属を電気科学的に析出させた皮膜。
電着応力 でんちゃくおおりょく 電着金属に生じる引張り又は圧縮の応力。
電流効率 でんりゅうこうりつ 理論析出量(又は溶出量)に対する実際の析出量(又は溶出量)との割合を百分率で表したもの。
電流濃度 でんりゅうのうど 電解液の単位容積当たりの電流の大きさ。
電流速度 でんりゅうそくど 電極の単位面積当たりの電流の大きさ。
排水処理 はいすいしょり 排水中の汚濁物質を除去し、排水基準に合った水質にして排出するための処理
ハルセル 種々の電流密度における電極表面の状況を観察する特殊な形の電解槽。
PH ぴーえいち 水素イオン濃度の逆数の対数であって、メッキ工程における溶液の酸度又は、アルカリ度を表すために用いる。
卑金属 ひきんぞく 貴金属の反対。
微視的均一電着性 びしてききんいつでんちゃくせい 一定条件のもとで、穴とか狭い溝にも十分メッキさせ得る浴の能力。ミクロスローイングパワーともいう。
被覆力 ひふくりょく 初期にカソードの全表面に金属を析出させるため、一定条件で電気メッキさせ得る浴の能力。
複合メッキ ふくごうめっき 繊維状や粒子状などの分散相を有する複合材料メッキ。
不動態 ふどいたい 科学的又は電気化学的に溶解若しくは反応が停止するような金属の特殊な表面状態。
補助極 ほじょきょく 均一電着性や被覆力を改善するために用いる補助の陰極又は補助の陽極。
ポーラスクロムメッキ あらかじめ表面を粗にしてクロムメッキをするか、又はメッキ後その表面をエッチングにより、多孔性とし、油の保持性を与えるクロムメッキ。
マイクロクラッククロムメッキ 微細な割れが均一分布されるように施すクロムメッキ。耐食向上の目的に利用される。
マイクロポーラスクロムメッキ 微細な穴を均一分布したクロムメッキ。耐食向上の目的に利用される。
前処理 まえしょり メッキ工程において品物をメッキ浴に入れる前の諸工程。
メッキ浴 めっきよく メッキ液がメッキ槽に入れられた状態のとき、メッキ浴という。
陽極 ようきょく 金属が電気科学的に溶解する極。不溶性の場合はアニオン(陰イオン)が放電する極。
陽極スライム ようきょくすらいむ 金属を陽極にして電解したとき、電気科学的に溶解しない残さ。
浴電圧 よくでんあつ メッキ浴中の陰極と陽極との間の電圧。
レべリング 素地の微視的な凹凸や、研磨の条こんなどを平滑化する電気メッキ浴の能力。平滑化作用ともいう。
アニーリング 一定温度に加熱して成形によるひずみを除去する方法。
アルカリ洗浄 あるかりせんじょう アルカリ溶液を用いて被メッキ物を洗浄する方法。
ウェットブラスト法 うぇっとぶらすとほう 微粒の研磨剤を加えた水又は、それに適当な腐食抑制剤を加えたものを金属製品に吹き付けて洗浄すると同時に均一な梨地面仕上げをすること。
液体ホーニング えきたいほーにんぐ ウェットブラスト法と同じ。
エッチング 金属又は非金属表面を化学的又は電気科学的に腐食する方法。 樹脂上にメッキする場合には、酸化剤を含む液に樹脂を浸漬し、表面粗化と科学的変化を同時に行なう方法。
エマルション洗浄法 えまるしょんせんじょうほう 乳化液を用いて被メッキ物を洗浄する方法
化学研磨法 かがくけんまほう 金属表面を種々な組成の溶液中に浸せきして平滑な光沢面とする方法
活性化 かっせいか 表面の不動態を破壊することを目的とする処理。
がら研磨法 からけんまほう 品物を回転容器中で研磨する方法。
光沢浸せき法 こうたくしんせきほう 金属表面を種々な組成の溶液中に短時間浸せきして光沢面とする方法。キリンス仕上げなど。
サテン仕上げ法 さてんしあげほう 方向性のあるつやけし面に仕上げる方法。
酸洗い法 さんあらいほう 酸類水溶液に浸せきして、サビやスケールを除去する方法。
酸浸せき法 さんしんせきほう 金属を酸類水溶液に比較的短時間浸せきして、その表面を科学的に処理する方法。
酸洗浄法 さんせんじょうほう 酸溶液による洗浄法。
スマット 酸洗時又はアルカリ処理の際に表面に残った黒色異物をいう。
洗浄 せんじょう 表面から油脂その他の汚れを除去すること。
電解研磨法 でんかいけんまほう 金属表面を特定溶液中で陽極溶解し、平滑な光沢面とする方法。
電解洗浄法 でんかいせんじょうほう 被メッキ物を一方の極として電解によって洗浄する方法。陰極法、陽極法又はPR法などがある。
バフ研磨法 ばふけんまほう バフの周囲又は表面に種々の研磨剤などえお付けて研磨する方法。
バレル研磨法 ばれるけんまほう 被研磨物を研磨剤などと共に回転して研磨する方法。
バレルバニッシング 研磨処理法の一種で、表面層を除去せず、圧力をかけてこすり、表面を平滑にする加工法。バニッシッ仕上げともいう。
ブラスト法 ぶらすとほう 加工面に固体金属、鉱物性又は植物性の研磨剤を高速度で吹き付け、その表面を清浄化、磨耗又は表面硬化させる方法。
プレエッチング エッチング処理を容易に行なうために、前もって加工物を有機溶剤に浸せきする方法。
ベルト研磨法 べるとけんかほう 研磨剤の付着した研磨ベルトを使用して研磨する方法。
マット仕上げ まっとしあげ 無方向性のつやけし面に仕上げる方法。
溶剤洗浄法 ようざいせんじょうほう 有機溶剤を用いて被メッキ物を洗浄脱脂する方法。
化学メッキ かがくめっき 金属又は非金属表面に金属を化学的に還元析出させる表面処理。
化成処理 かせいしょり 科学的処理によって金属表面に安定な化合物を生成させる方法。
活性炭処理 かっせいたんしょり メッキ浴中の有機不純物を吸着除去するために活性炭を用いる方法。
空電解処理 からでんかいしょり メッキ浴の調節を目的とした電解処理。
クロメート処理 くろめーとしょり クロム酸又は重クロム酸塩を主成分とする溶液中に品物を浸せきして防せい皮膜を生成させる方法。
重畳電流メッキ法 じゅうじょうでんりゅうめっきほう 直流電流にサージ、リップル、パルス又は交流などの脈流を重畳させ、周期的に電流を調節しながらメッキする方法。
ストライク 特別な作業条件又は浴組成を用いて、短時間メッキを施すこと。密着性を良くしたり、被覆力を向上させる目的で行なう。
静止メッキ法 せいしめっきほう 品物を個々に陰極に取り付けてメッキする方法。
接触メッキ法 せっしょくめっきほう 析出する金属の化合物を含む溶液中で、下地を他の金属と接触するように浸せきし、下地上に金属を析出させるメッキ方法。
電気メッキ法 でんきめっきほう 金属又は非金属表面に金属を電気化学的に析出(電着)させる表面処理。単にメッキ法ともいう。
電鋳法 でんちゅうほう 電気メッキ法による金属製品の製造・補修又は複製法。
梨地仕上げ法 なしじしあげほう 機械的又は科学的に表面を粗して仕上げる方法。
肉盛りメッキ法 にくもりめっきほう 寸法不足を補うことを目的として施すメッキ法。
2層ニッケルメッキ法 にそうにっけるめっきほう 第1層に硫黄を含まない無光沢又は半光沢のニッケルメッキを施し、その上に硫黄を含む光沢ニッケルメッキを施すメッキ法。
バレルメッキ法 ばれるめっきほう 回転容器中で行なう電気メッキ法。
半光沢仕上げ法 はんこうたくしあげほう 光沢の乏しいメッキを作る方法。
PR法 ぴーあーるほう 電流の方向を周期的に変えて電解する方法。
筆メッキ法 ふでめっきほう メッキ液を筆やスポンジなどに吸収させて陽極とし、陰極にした品物の表面をなでてメッキする方法。
フラッシュ法 ふらっしゅほう 極めて短時間に行なう薄いメッキ法。
ベーキング 素材のひずみ除去又はメッキの水素除去を目的として行なう熱処理。
ヘアライン仕上げ法 へあらいんしあげほう 機械的方法によって表面に方向性のある条こんをつける仕上げ法。
メッキ防止材 めっきぼうしざい メッキされるのを防ぐために使用する材料。
持ち込み もちこみ 槽外の液が被メッキ物その他に付着して持ち込まれること。
りん酸塩処理 りんさんえんしょり りん酸塩を含む水溶液(普通ふっか物えお含む)で、科学的に皮膜を生成させる方法。
ワンラック方式 わんらっくほうしき 樹脂上にメッキをするとき、前処理とメッキ工程間で引っ掛けをかえない方式。
アノードバック 陽極スライムが被メッキ物に影響を与えないように陽極を包む袋。
エメリーバフ バフにエメリー、溶融アルミナなどの研磨剤を接着したもの。
界面活性剤 かいめんかっせいざい 表面張力を減少させ、ぬれをよくしたり、又は乳化分散などの目的に用いられる物質。
隔膜 かくまく 陽極部分と陰極部分とを分離する多孔性又は透過性の膜。
緩衝剤 かんしょうざい メッキ浴のPHの変化を防ぐために添加する物質。
極棒 きょくぼう 電解槽に固定された導電部でブスバーから陽極、陰極に電流を導く金属製の棒。
キレート剤 きれーとざい 金属イオンに配位して、環状構造をもつ錯化合物(キレート化合物)を造る科学物質。
光沢剤 こうたくざい メッキ皮膜に光沢を与えるため、メッキ浴に加える添加剤。
添加剤 てんかざい メッキ皮膜の性質を向上させる目的で、メッキ浴その他の処理液に添加する物質。
バフ 布製又はその他の材料で造られた研磨輪。
引っ掛け ひっかけ 被メッキ物の支持及び通電のために用いる治具。
油性研磨剤 ゆうせいけんまざい 研磨剤を主成分とし、これに脂肪酸、鉱油、金属石鹸などを混合した研磨剤。 棒状と液状の物がある。
抑制剤 よくせいざい 化学反応又は電気化学反応の急激な、若しくは局部的な進行を防げる物質。酸洗浄などに用いる。
レジスト 化学又は電気化学反応を防ぐため、品物及び電極等の表面の一部を被覆する物質。
ろ過助剤 ろかじょざい ろ剤の目づまりを防ぎ、ろ過性能を増加させるために使用される物質。
ウイスカ 単結晶の金属繊維生成物で、貯蔵中又は使用中、自然に生成し、若しくは、メッキ処理中に生成することがある。(錫メッキなどに生成しやすい。)
渦電流式厚さ測定法 うずでんりゅうしきあつさそくていほう 装置と試料との間に渦電流を生じさせ、皮膜の厚さによって渦電流量が変化するのを測定して厚さを求める方法。
塩水噴霧試験 えんすいふんむしけん 食塩水の噴霧中に試料を暴露させ、耐食性を調べる試験。
押出し試験 おしだししけん メッキ層の背面からあなをうち、押出し棒でメッキ層を破壊して、メッキの密着性を調べる試験。
外観試験 がいかんしけん メッキ面の欠陥の有無を目視によって調べる試験。
キャス試験 きゃすしけん 塩化ナトリウム、酢酸及び塩化第二銅の混合溶液の噴霧中に試料を暴露させ、耐食性を調べる試験。
曇り くもり 光沢メッキにおいて光沢の乏しいメッキ。メッキ条件が悪いか、浴に不純物が混入している場合に生じる。
蛍光X線式厚さ測定法 けいこうえっくすせんしきあつさそくていほう 試料にX線えお照射することにより、素地及び皮膜から特有な蛍光X線が放射される。この蛍光X線強度を測定することにより厚さを求める方法。
焦げ こげ 粗いメッキで主に過大な電流密度の場合生じる。やけともいう。
こぶ状メッキ こぶじょうめっき 被メッキ物に生じる丸みをおびた突起物。
コロードコート試験 ころーどこーとしけん 腐食性薬品を含んだペーストを試料に塗布し、一定の温度及び湿度に維持して耐食性えお調べる試験。
酢酸塩水噴霧試験 さくさんえんすいふんむしけん 塩化ナトリウムと酢酸の混合溶液の噴霧中に試料を暴露させ、耐食性を調べる試験。
ざらつき メッキ浴中の固体浮遊物がメッキ層の中に入り込んで生じた小突起物。
しみ しみこんだ汚れをいう。腐食試験においては、腐食生成物による表面上の汚れ。
樹枝状メッキ じゅしじょうめっき 被メッキ物に生じる枝状又は不規則な突起物。
磁力式厚さ測定法 じりょくしき厚さそくていほう 磁力が磁性素地金属上の非磁性皮膜厚さにより変化するのを測定して厚さを求める方法。
水素ぜい性 すいそぜいせい 前処理及びメッキ操作の過程で、被メッキ物が水素を吸蔵してもろくなる現象。
多孔率 たこうりつ ポーラスクロムメッキ面の任意の面積内において、溝又はあなの占める面積の割合を百分率で表したもの。
滴下法 てきかほう 腐食性溶液をメッキ面に滴下し、メッキ層を溶かした時間からメッキの厚さを求める試験。
電解式厚さ測定法 でんかいしきあつさそくていほう 特定の電解液えお使用して、メッキ面を陽極として電解し、メッキ層を溶解除去するのに必要な時間から厚さを求める試験。
乳白メッキ にゅうはくめっき クロムメッキの場合に、電流密度が低すぎるか、又はメッキ浴の温度が高すぎる場合に生ずる光沢の乏しいメッキ。
はく離 はくり メッキ層が素地又は下地からはがれること。
ひきはがし試験 ひきはがししけん メッキ皮膜の一定幅を垂直にはがして素地との密着力を求める試験。
ピット メッキ面の生成される巨視的な穴。
ヒートサイクルテスト 試料を指定された2種類以上の温度に常温を介して交互に維持し、メッキの密着性を調べる試験。
ひび割れ ひびわれ 腐食試験において、自然に発生した細かい網状模様の割れ。
ピンホール 素地や下地層まで達するメッキの細孔。
フェロキシル試験 ふぇろきしるしけん 試験紙をフェロシアン化カリウム、フェリシアン化カリウム及び塩化ナトリウムの混合溶液に浸し、メッキ面に貼り付けて、メッキのピンホールえお調べる試験。
ふくれ メッキ層の一部が素地や下地層と密着しないで浮いている状態。
β線式厚さ測定法 べーたせんしきあつさそくていほう 試料にβ線を照射し、後方散乱するβ線強度が膜厚さにより変化するのを測定して厚さを求める方法。
変色 へんしょく 環境などにより、メッキ面が本来の色調を失う現象。
星状腐食 ほしじょうふしょく 腐食試験などで発生した星形の腐食欠陥。
曲げ試験 まげしけん 被メッキ物を折り曲げて、メッキの密着性を調べる試験。
水切れ みずきれ 表面が汚れているために、水皮膜が不連続に現れる現象。
密着性 みっちゃくせい メッキ層が下地に付着している力の強さ。
無メッキ むめっき メッキが付いていない状態。低電流密度部分などに生じやすい。
メッキ有効面 めっきゆうこうめん メッキ表面のうち、用途の上で重要な表面をいう。例えば、裏面など、特に重要でない部分えお除外する。
レイティングナンバ 腐食面積と有効面積との割合によって腐食の程度を示す評点。10〜0に区分されれている。
バイポーラ現象 ばいぽーらげんしょう 金属を通電中のメッキ浴に置くと、陽極に面した側に−電荷、陰極側に+電荷が偏在するようになる現象。これら電荷はわずかではあるが反対イオンと反応するので、ニッケルのように不動態になりやすいものでは影響を受け、密着不良の原因となる。
膨れ ふくれ メッキ層の一部が素地や下地層と密着しないで浮いている状態。
腐食度 ふしょくど 一定期間における腐食の平均進行速度。単位面積、単位時間当たりの腐食による質量の減少で表す場合には、腐食度又は腐食率という。単位として通常、mg/du/day(mdd)を用い、単位時間当たりの腐食による厚さの減少で表す場合には、侵食度といい、単位としてmm/yearを用いる。
青棒 あおぼう 酸化クロムを成分とする棒状の油性研磨剤。ニッケル、クロム等の仕上げ用。
赤棒 あかぼう 低温で焼結して出来た酸化鉄を成分とする、棒状の油性研磨剤。貴金属の仕上げ用。
還元 かんげん 酸素をもつ化合物から酸素を奪う化学変化のことであるが、ある物質が酸素を失う、水素と結合する、電子を受け取る変化も還元である。
キリンス 硝酸を主成分とする酸性の液体で、銅合金の光沢浸漬に用いる。
白錆 白錆 亜鉛又はその合金の表面に生じる白色多孔質の粉塊。
白棒 しろぼう アルミナやケイ砂粉を成分とする棒状の油性研磨剤。ステンレス鋼などの中仕上げ用。
水素脆性 すいそぜいせい 前処理及びメッキ操作の過程で、被メッキ物が水素を吸蔵してもろくなる現象。
置換 ちかん 金属イオン溶液にその金属より卑な金属を入れた場合、卑な金属が溶けた分に対応してイオンだったものが金属になる反応。
皮膜と被膜
 JIS電気メッキ用語の解説によればFilmを皮膜、Coatingsを皮膜又は被覆としている。Filmは薄膜を意味するから、ISOなどをみると,メッキ関係ではストライクとクロメート膜についての記述にFilmが出てくるのみで、ほとんどがCoatingsである。これらのことから、数μm以下の薄い膜がFilm=皮膜、それ以上は被膜と使いわけられればよいのであろうが、これには多少のむりがあるかともおもわれる。 JISでも、メッキ膜についてはすべて皮膜としている。
ホーム